100個分

しじみに含まれるビタミンB12

あさりや牛のレバーに多く含まれるビタミンB12は、身近な食材のひとつであるしじみにも含まれています。
あさりと比べると、可食部100gあたり10μg以上も多く含まれていますから、同じ貝でも栄養素が豊富であることが分かります。
ビタミンB12は胃の粘膜から分泌されるたんぱく質と結びつき、小腸で吸収されて神経系の機能維持や補酵素になるほか、肩こり・腰痛などの痛みの緩和にも役立ちます。

女性には貧血を予防する効果もあるので、若い方から中高年以降の方まで誰もが積極的に口にしたい栄養素と言えるでしょう。
日本では古くからしじみが健康食として食べられていましたが、肝臓機能のサポートや疲労回復のほかにも目や皮膚などの組織が黄色に染色される「黄疸」という症状にも効果があると言われていました。
黄疸は赤血球が破壊されて肝機能が低下した時にかかる症状ですが、しじみに含まれている豊富なビタミンB12とアミノ酸が相互に協力し合うことで肝臓の働きを助け、黄疸を予防してくれます。

もしも体内にビタミンB12が不足すると、貧血や尿症のほか、神経障害や感覚異常などを引き起こしたり、運動をした時に疲れやすくなるなどといった身体的症状が起きてきます。
また小腸で行われる吸収が不全になりやすいので、消化吸収という人体の活動を正常に保つためにもビタミンB12は欠かせません。
ちなみにビタミンB12は多めに摂りすぎても障害がほとんどないと言われており、安心して摂取できる栄養素でもあります。

しじみにはビタミンB12の他にも多くの栄養素が含まれており、カルシウムやアミノ酸、ミネラルなども非常に豊富です。
特に最近注目されている「オルニチン」をはじめ、人間の活動に必要なアミノ酸が食材から直接摂取できるので、毎日食べても良い食材です。
現代はストレス社会とも言われていますから、神経系のはたらきを正常化するためにもぜひしじみを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

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