100個分

しじみはどこで取れる?

海岸近辺や淡水に生息する貝類である「しじみ」は、縄文時代から日本人に欠かせない食材として用いられてきました。
しじみの中には肝臓機能を活性化させるアミノ酸「オルニチン」や豊富なミネラル分、ビタミンB群などを含んでおり、それらが相互にアプローチすることで肝機能だけでなく代謝機能の向上にも役立ち、近年では肌の弾力アップやしみの予防などといった美肌効果にも注目が集まっています。

・国産しじみとその漁場
日本国内の市場に出回っている国産しじみは塩分濃度が1.5%以下、海水で約3.5%前後の水域で獲れる「やまと蜆」がもっとも一般的です。
やまと蜆の産地としては北海道の網走湖・天塩川、青森県の十三湖・小川原湖、宮城県の北上川、
茨城県の涸沼川・利根川、島根県の宍道湖などが特に有名です。
また琵琶湖に固有の瀬田蜆や木曽川で獲れるしじみなどもあり、全国で漁獲することが可能です。

しかし1980年〜2000年代にかけて国内の漁場が汚染されたり、環境変化や価格高騰が相次いだため、国内産の漁獲量は大幅に落ち込みました。


・東京都でもしじみが獲れる
全国で獲れるとされるしじみですが、ここ最近では東京都を流れる多摩川でも獲れるようになりました。
それまで行われてきた清掃活動や水質改善の取り組みが功を奏したということで、しじみに適した生育環境が整いつつあるということが証明されました。
数センチにまで成長した大きなものも獲れるということで、天然のものを誰でも獲ることができますが、たくさんの人が大量に獲っていくとしじみの量そのものが減るということで、今後は乱獲防止に関するガイドラインなども定められていくようです。
多摩川に限らず、全国の湖や川の汚染された場所をきれいにすることで、さらにたくさんの場所で獲れるようになるでしょう。
しじみは健康に良い食材だからこそ、次代にも残していきたいものです。

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