100個分

しじみの栄養素とは

出汁の旨みに定評のあるしじみの味噌汁。
味噌汁の定番であるとともに、日本の代表的な健康メニューの一つでもあります。
しじみは古くから肝臓にいいとされていますが、特に豊富に含まれていると言われる「オルニチン」と呼ばれるアミノ酸はしじみに特有の旨み成分を加えています。

オルニチンとは「遊離アミノ酸」の一種で、解毒や肝臓機能の改善のほか、疲労回復効果などが期待できる画期的な成分です。
お酒を飲んだ後はもちろん、二日酔いの予防や改善にもオルニチンが高い効果を発揮しますし、普段からサプリメントや薬を服用している方については、肝機能が向上することで薬が効果を発揮しやすくなります。
また、しじみにはオルニチンの他にもアラニンやメチオニンなどのアミノ酸が含まれていますが、これらが相互に助け合うことで分解、代謝機能を助けています。

特に必須アミノ酸は人間が自動で生成できない成分のため、常に食材やサプリメントから補給しなければなりません。
不足しがちな栄養素を効率的に補給する意味でも、しじみは非常に有効な食材なのです。
アルコールや脂肪分を日常的に取りすぎていて、なおかつ体内に必須アミノ酸が不足している場合、肝臓を守るはたらきがぐっと弱ってしまいます。

特に現代人は食生活が偏りやすくなっていますから、しっかりと必要な栄養を摂れるよう注意が必要です。
また、しじみには鉄分や亜鉛などのミネラル成分が豊富に含まれています。
鉄分は赤血球を生成し、健康な血液を全身に巡らせるために必要で、体内に不足すると頭痛や疲労などの症状を引き起こします。

しじみの栄養素の比較対象としてはあさりが挙げられますが、、亜鉛、リン、銅、マンガンなどのミネラルの含有量はあさりを上回っており、鉄分は1.5倍近くも多く含まれています。
つまり、同じ貝類でもしじみは栄養素が非常に豊富で、貧血の方にも有効な食材といえます。
ところで、しじみに特有の旨み成分はアミノ酸の一種である「グルタミン酸」と「コハク酸」に由来しています。
これらの成分は味噌汁の出汁の中に溶け出しますが、ミネラル成分などは汁には出ず「身」の中に残っています。
そのため、味噌汁を頂く際は汁だけでなく身まで食べるようにすると良いでしょう。

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