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二日酔いにしじみが良いとは

「二日酔い」とは、アルコールが肝臓で分解されるときに発生するアセトアルデヒドが体内に残っているときに表れる症状です。
頭痛や吐き気などを感じ、目の前がふらついたり、酷い場合にはベッドから起き上がれなくなることもあります。
そこで、古くから日本人の知恵として二日酔い防止のために食べられてきた「しじみ」の出番です。

しじみは日本の歴史のなかでも、かなり初期の頃から口にされていた食材です。
古くから肝臓に効くということで評判であり、お酒を飲む人々のあいだでは二日酔い予防、緩和に効果があるとも言われてきました。
日本でもっとも広く食されているやまとしじみは胃腸を整える効果や夏バテ防止に用いられていましたし、中国の薬学書にも「しじみは利尿作用や酒の毒を解す」という内容が記されています。

事実、しじみに含まれるオルニチンなどのアミノ酸は肝機能の向上に役立つ成分であり、他の貝類と比べてもしじみには特に豊富にオルニチンが含まれています。
また、しじみに含まれるタウリンは胆汁酸の分泌を促進させるはたらきがあり、オルニチンの効果をサポートします。
これだけでも十分に肝臓に良い食材であることが分かります。

また、しじみにはメチオニン、シスチン、アドノシンなどタウリンと合わせて胆汁を滞りなく流すはたらきをする物質が含まれています。
胆汁が滞りなく流れれば黄疸を予防できますから、代替のきかない肝臓機能を正常に保つためにもこれらの物質は積極的に摂取しておきたいところです。
お酒を毎日もしくは頻繁に飲む方は、肝臓を知らないうちに酷使している可能性があります。
人によって肝機能のはたらき具合は違いますが、お酒をそのつど分解するために肝臓が使われることは誰でも同じです。
アルコールは9割が肝臓で代謝されますから、オルニチンを含め肝機能に良い成分を摂っているのといないのとでは、アルコールの分解効率そのものもアップさせることができます。

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