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しじみに含まれる鉄分

肝機能向上に効果的と言われているしじみは、鉄分をはじめとする豊富なミネラル成分を含んでいます。
鉄分は赤血球を構成することから造血作用を持ち、さらに全身に新鮮な血液を巡らせて酸素を運び、細胞を活き活きとさせてくれる栄養素です。
もしも体内に鉄分が不足すると、赤血球が減るだけでなく赤血球そのもののはたらきも悪くなりますから、酸素が全身に満足に行き渡らず「貧血」という症状として表れてきます。

男性よりも女性に多くみられる症状でもあるので、女性は毎日優先的に鉄分を補給する必要があります。
貧血の症状は、全身に酸素が行き渡らなくなることでめまいや立ちくらみを起こしたり、軽度の場合は頭痛や動悸などが起きてきます。
そのほか、少し動いただけで疲れやすくなったり、息切れしやすくなるなどの症状もあります。

鉄分を日常的に補給する場合、サプリメントが一番手軽な方法ではありますが、人工的に作られた製品より食品から直接栄養素を摂取する方が望ましいと言われています。
それは、あらゆる食材には鉄分以外の栄養素も含まれており、それらの栄養素が体内で相互に協力しあうことで健康をサポートするからです。
鉄分を摂取できる食材としてはほうれんそうやレバーなどが挙げられますが、しじみには動物性の食品に含まれる「ヘム鉄」という鉄分が含まれています。

ほうれんそうなどの植物に含まれる鉄分は「非ヘム鉄」と呼ばれ、動物性のヘム鉄に比べて吸収率が低いため、しじみなどの動物性鉄分を優先的に摂取する方が望ましいと考えられます。
また、鉄分を摂取する際にお茶やコーヒーなどタンニンや食物繊維を含むものと一緒に摂ると鉄の吸収が悪くなるため、しじみを味噌汁にして摂取する方法がもっとも効率的に鉄分を吸収できる方法になります。
また味噌汁を飲む際はダシの中ではなくしじみの身のほうに鉄分が残されていますので、汁だけでなく身もきちんと残さず食べるようにしましょう。

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